Stratum1を目指せ!GPSで同期するNTPサーバの構築期


昨日は疲れたのですぐ寝ましたが、本日からFreeBSDのインストール開始。
まず、普段使っているWinXPマシンでFreeBSDのホームから8.1のバージョンをダウンロード。


インストールするマシンがAtom330機なのでi386を選択。
ダウンロードしたイメージファイルはCD1枚に収まりました。
FreeBSDのインストールはココのサイトを参照。

ハードディスクの容量が500GBと無駄にあるので、パーティションは下記のように切りました。

FS  /           8GB
SWAP         8GB
FS  /var    12GB
FS  /tmp    12GB
FS  /usr    60GB
FS  /usr/local 60GB
FS  /home      残りすべて

という感じで。

Install自体はこれで終わり。



次にPPSに対応できるようにカーネル再構築。
rootでログインして、/usr/src/sys/i386/confに移動。

# cd /usr/src/sys/i386/conf
# cp GENERIC GPS-PPS←この名前は適当に。GPSのPPS同期するのでこんな名前にしました。
# vi GPS-PPS
以下の行を編集したいので、viで。人によってはeeでもいいですよ。

ident GENERIC ←この行を
ident GPS-PPS ←このように書き換え

options PPS_SYNC <この行を適当なところに追加


次に、カーネルを再構築します。
# config GPS-PPS
# cd ../compile/GPS-PPS
# make depend; make

ここから数十分かかりました。
マシンの性能によって数分から数時間って感じです。
エラーもなく終了したら、

# make install

ここから再起動して無事起動したら、まずは一安心。
PPSを取得できるカーネルが出来上がっています。

チェックとして

# sysctl kern.version

と入力して下記のように表示されれば、OK.

[root@hoge /home/hoge]# sysctl kern.version
kern.version: FreeBSD 8.1-RELEASE #2: Sun Dec  9 22:53:51 JST 2010
    hoge@hogehoge.com:/usr/src/sys/i386/compile/GPS_PPS

「ident GPS_PPS」で作成したカーネルなので「/usr/src/sys/i386/compile/GPS_PPS」で起動しているのが確認出来ればOKです。




次にパソコンGPSショップで購入したマース15tmxの動作を確認したかったので、WinXPマシンで確認。
ハイパーターミナルで接続して、動作を確認。
GPRMCデータだけがほしいのだが、GPGSVやGPGGAも同時に出力されてしまっている。
ハイパーターミナルで全出力停止のコマンド(PGRMO,,2)を入力しても受け付けない。。。


しょうがないので設定ソフトを探すことに。
Garminのページに行って、上のメニューのProductsからOEMのSensors and Boardsへ。
今回買ったGPSコアは15xH-WだったのでGPS 15xH/15xL™をクリック。
右側のquick linksからSoftwareを選択し、次のページのSNSRXCFGをダウンロード。
この時のバージョンは2.4でした。
このツールでGPRMCのみにしてアップデート。


ハイパーターミナルで確認するとGPRMCだけが出てくるようになりました。

今日はここまで。